こんにちは!あかまるの日記へようこそ(^^)/
今回も「アトラクションキャストになるまでの道のり」の続きをやっていきたいと思います(^_-)-☆
パート③ですね!「イレギュラー対応」についてです!ではいきましょ〜う(‘◇’)ゞ
イレギュラー対応とは
通常業務とは異なる業務です。イレギュラー対応と言っても、たくさんありますが、アトラクションキャストが最も覚えなければいけない対応は大きく2つ。
非常停止とエラーです。その2つを解説していきます(^^)/
今回も「ジェットコースター」を例にしていきます(^^)/
・非常停止
実は、アトラクションキャストになるために最も重要なことは、「お客様を楽しませる技術」ではなく、危険を感じたときに、「非常停止ボタンを押せるかどうか」です(‘◇’)
一見簡単そうに思えますが、ボタンを押す直前には、走馬灯のように沢山の情報が頭をよぎります。
非常停止ボタンを押す「デメリット」が多すぎるからです( ;∀;)
例えば、待ち時間が伸びてクレームがでる。復旧作業のプレッシャー(命に関わる)。
復旧ができなくて、営業不可になる可能性がある。
みんなが聞いている無線で状況を報告。
乗り物のブレーキ時に体を痛める可能性がある。
乗り物が高いところで止まったことによる恐怖でトラウマになる可能性がある。
などです。これらのデメリットを全て知っているので、「本当に止めるべきなのか」と必ず「迷い」が生じます。
それらのデメリットよりも、1人のお客様の安全の方が大事だということに結論を出せたとき、初めてボタンを押せるのです。
たくさんの人を見てきましたが、とっさに押せる人というのはかなり優秀です(^^)/
いくら訓練してもできるようになるわけではないのです(_ _)
非常停止ボタンを1人のために押せる人だけが、ジェットコースターのオペレーターになれるのです!
クレームに繋がらなくても、待ってる人からすると不快感しかないので、なるべく避けたいと思うのが普通です。。
1人の安全のために乗り物を止め、マニュアル通りの対応をしても、お客様にめちゃくちゃ怒られることもあります( ;∀;)
それで、心を病んでしまうキャストも大勢います。
「私は悪くない、安全の為に仕方がないこと」だと、自分に言い聞かせることしかできないですからね。。
そんな苦労と葛藤もありますが、それでも全体的には楽しいことの方が多いですからね!
あくまでもこれは「イレギュラー」なので。((+_+))
エラー対応
エラーというのは、機械トラブルです((+_+))
非常停止は人為的ですが、エラーは乗り物が勝手に止まります。
これは機械の安全装置が作動して止まることが多いです!
エラーが出た場合は、とにかく、お客様への案内と、復旧作業です!
復旧できれば、乗り物をホームまで動かして退場してもらい、
待ち列に並んでいる人も退場してもらいます( ;∀;)
復旧できなければ、乗り物が止まったところに行き、避難誘導します。
もちろん全て1人では不可能なので、動ける人全員応援に呼ぶことが多いです( ;∀;)
非常停止と比べると、エラーは自分達の責任ではなく、仕方のないことなので、キャストとしては、精神的には楽です( ;∀;)
ただ、エラーの場合は待ち列の人も退場してもらうので、かなりの「不満」と「クレーム」がでます。
1時間とか待って乗れませんじゃそりゃ嫌ですよね。。((+_+))
そういった方には優先利用チケットなどを渡す場合が多いです(‘◇’)
この優先利用チケットは、その名の通りアトラクションを優先的に乗れるチケットで、並ばずにすぐ乗れるということです!
退場させられたアトラクションだけでなく、全てのアトラクションで使える場合が多いです(^_-)-☆
そして、有効期限がないものが多いです(^_-)-☆
以上がイレギュラーの対応になります(^^♪
いかがでしたか?イレギュラーはとても大変なのです。。((+_+))
私は、お客様に優先チケットのコレクションを自慢されたことがあります。笑
10枚近く持っていたので、かなり複雑な気持ちでした。笑
その方もかなりの悪運の持ち主ですね。。
これで「アトラクションキャストになれるまでの道のり」は終了です!
長くて険しいですが、乗り越えればとても楽しい日々が待っています(^_-)-☆
ぜひテーマパークや遊園地に遊びに行く時は、キャストの方とも話してみて、一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか!(^^)!
最後まで読んで頂きありがとうございました<(_ _)>
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