こんにちは!あかまるの日記へようこそ(^^)
今回は「とてもとてもいい話」をご紹介したいと思います~(‘◇’)ゞ
皆様は、大好きなお話ってありますか?
学生の頃、国語で習っていた物語も、大人になってから読むととてもいい話だったりしますよね!
今回は私が大好きな物語をご紹介したいと思います!
物語のタイトルは「3人のレンガ職人」というお話で、イソップ寓話の中の1つです!
とても考えさせられるお話なので是非ご覧ください(^^)
3人のレンガ職人
世界中をまわっている旅人がいました。
旅人が、ある町外れの一本道を歩いていると、
1人の男が難しい顔をして、レンガを積んでいました。
旅人は、その男の前で立ち止まり、
「ここで一体なにをしているのですか?」
と尋ねました。
男は「なにって見ればわかるだろう。レンガ積みに決まっているだろう。朝から晩まで俺はここでレンガを積まなきゃいけないのさ。」
「あんたには分からないだろうけど、暑い日も寒い日もずっとここで一日中レンガ積みさ。腰も痛くなるし手もボロボロ。なんでこんなことやらなきゃいけないのか、全くついてないね。もっと気楽にやっている奴らはいっぱいいるっていうのに。」と言った。
旅人はその男に慰めの言葉をかけ、歩き続けた。
もう少し歩くと、一生懸命レンガを積んでいる別の男と出会った。
先ほどの男のように辛そうには見えなかった。
そこで旅人は「ここで一体なにをしているのですか?」と尋ねました。
男は「俺はね、ここで大きな壁を作っているんだよ。これが俺の仕事でね。」
と言った。
旅人は「大変ですね」といたわりの言葉をかけた。
そうすると男は「なんてことないよ。この仕事のおかげで俺は家族を養っていけるんだ。ここでは、家族を養っていく仕事を見つけるのが大変なんだ。俺なんて、ここでこうやって仕事があるから家族全員が食べていくことに困らない。大変だなんていっていたら、バチがあたるよ」
旅人は、男に励ましの言葉を残して、歩き続けた。
また、もう少し歩くと、別の男が活き活きと楽しそうにレンガを積んでいるのに出くわした。
「ここでいったい何をしているのですか?」
旅人は興味深く尋ねた。
「ああ、俺達のことかい?俺たちは、歴史に残る偉大な大聖堂を造っているんだ!」
「大変ですね」
旅人はいたわりの言葉をかけた。
「とんでもない。ここで多くの人が祝福を受け、悲しみを払うんだぜ!素晴らしいだろう!」
旅人は、「本当に素晴らしい。お話をありがとうございました。」
その男にお礼の言葉を残して、また元気いっぱいに歩き続けた。
そして10年後、旅人はまた訪れた。
1人目の男は、相変わらず文句を言いながら、疲れた顔でレンガを積んでいた。
2人目の男は、屋根の上で高い賃金をもらい、一生懸命働いていた。
そして3人目の男は、現場監督になり、たくさんの職人たちを育てていた。
完成した大聖堂には、3人目の男の名がつけられていた。
おわり
いかがでしたか?
私はこの話を読んで、仕事に対する思いや、姿勢が変わりました。
ただ、言われたことをこなすだけでなく、
1つ1つ目標をもって業務に励むようになりました。
自分の為だけでなく、より多くの人のことを考えながらこれからも頑張ろうと強く思いました。
今回は以上です!
最後まで読んでいただきありがとうございました
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