イルカショーまでの道のり③~共に学習、共に成長~

イルカについて

こんにちは!あかまるの日記へようこそ(^^♪
今回もイルカショーまでの道のりを書いていきたいと思います!
第3弾ですね!今回のメインテーマは「トレーニング」についてです(^-)-☆

前回の「吻タッチ」をふんだんに使って、いよいよショー種目のトレーニングに移ります(^-)-☆
では行きましょ~う(‘◇’)ゞ

まずは、種目を大きく3つに分けます(‘◇’)

  • ①吻(ふん)タッチからの派生の種目
  • ②野生のイルカの行動を重視した種目
  • ③野生のイルカの行動を無視した種目

1つずつ説明していきます。

まず①の吻タッチからの派生は前回でご紹介させていただいた通り、
完成まで段階を作って、長い時間をかけて1つの種目を完成させていくことが大切です。

 続いて②の野生のイルカの行動を重視した種目というのは、
野生のイルカが本来持つ能力や行動、癖を強化していくことです。
例えば、教えてもいないのに勝手に遊びでジャンプしたときにOKをだし、ご褒美をあげたり、
噴気孔(頭の上の穴)を震わせて「コロコロコロ♪」っと音を鳴らしたときにOKをだしてご褒美をあげたりして、
自然の動きで完成している行動に後からサインを付けていくことです!

最後に③の野生のイルカの行動を無視した種目というのは、
主に小道具を使う種目です。フラフープやフリスビー、ボールなど、
野生のイルカではありえない動きを強化することです!

この3種類の種目を同時進行で進めることで非常に効率よくトレーニングを進めることができます(^^♪
同時にトレーニングする種目は多くても3つくらいにし、なるべく違う体の動きをする種目を選びます!
似た動きだとイルカに迷いが生じ、トレーニング自体に嫌なイメージが付きます”(-“”-)”

例 ①をつかって握手を教える。 
  ②でトレーニング中などにジャンプをした場合はOKしてご褒美を与える。
  ③でボールでキャッチボールを教える
  ①をつかって発声を教える

握手は体を持ち上げる動き、キャッチボールは顔の上下の動き、発声は呼吸の動き
それぞれ別の動きにすることで、「迷い」を減らすことができる。

トレーニングをするうえで大切なことは「予習」、「復習」。人間と同じですね(^-)-☆

  1回のトレーニングで進展しても、必ず次のトレーニングですぐ次の段階に進むのではなく、

できたことを何回か「予習」してから次の段階に進み、種目が完成して、

新しい種目のトレーニングを始めた時も、 完成した種目をちょくちょく「復習」することが非常に大切なのです(^-)-☆

なるべくイルカの立場になって考えることがトレーニングのコツです(‘◇’)
イルカは知能が高く、ほかの子のマネをしたりするので、先輩イルカと並んでトレーニングすると、
一人でトレーニングするよりも何倍もの効果を発揮することもあるんです!(^^)!
なるべくほかの子と並んでトレーニングするようにします(^^)/

どうでしたか?奥が深いですよね(^^♪
もちろんなんでもかんでも初めからうまくいくわけないです。

日々の積み重ね。これが重要です(^^♪
イルカにも個性、性格がありますから、得意不得意をすぐ見極めて、

その子にあったスピードで教えなければなりません。
基本イルカは頑張り屋さんです(‘◇’)

そういうところも飼育員だからこそわかるイルカの魅力の1つですよね!(^^)!
毎日かかわることで、どんどん魅力が出てくるんです( *´艸`)


ということで、今回は以上にします!

最後まで見ていただきありがとうございました(‘◇’)ゞ
これからも「あかまるの日記」をよろしくおねがいします(^^♪

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