飼育員になる為に免許や資格は必要なのか答えます

イルカについて

こんにちは!あかまるの日記へようこそ(^^)/

今回はお客様によく聞かれる内容の1つの、

飼育員になる為には免許や資格は必要なのかについて解説していきたいと思います(^^♪

それではどうぞ!

飼育員に免許や資格は必要なのか

結論から伝えると、免許も資格も必要ございません。

動物に種目を教える「トレーニング」に特殊な技術が必要だと思う方がとても多いですが、

動物に何かを教えることは、基本的に人間と同じやり方、教え方です。

免許も資格も必要ないですが、慣れと、ある程度の知識は必要です!

ある程度の知識というのは、動物の習性や、体のしくみ、野生での生活環境や食生活などです!

これを知ることで1つの行動や変化が、「正常」であるか「異常」であるかの判断が可能になります。

ちょっと難しいので1つ例をあげると、

例えば、毎日100匹くらい魚を丸のみで食べているイルカを飼育しているとします。

人間は食べれたとしても魚は5匹くらい。しかも嚙み砕いて食べます。

人間は食べ物を消化しやすくするためと、味を楽しむために噛みます。

イルカは丸のみですし、人間の20倍くらい食べている。

「果たしてしっかり消化はできているのだろうか。これは異常ではないか。」

と知識が無ければ疑ったり、心配したりします。

イルカは胃が4つもあり、消化の能力も非常に高く、2時間で全て消化できるとも言われてます。

しかも、噛むと塩水を大量に飲んでしまいますし、イルカには味覚もないので、

「食べ物を噛む」というメリットがなにもないのです。

このような知識をもっていると、それはイルカにとっては「正常である」と気づくことが出来ます。

このように、知識があるのとないのでは仕事の効率や、コストなどに大きな差が生まれます。

ある程度の知識がある方が、飼育員としてはかなり有利です(^^)/

もう1つの「慣れ」というのは、動物本来の行動や習性ではなく、

その「個体」の癖や、行動を把握するということです。

犬や猫でもそうですが、教え方や、生活環境に関係なく、

性格が全く違ったりと「個性」があります。

そこにいる動物たちの個性を知ることで、先ほどと同じように、

「正常」「異常」の判断がしやすくなります。

例えば、うちのイルカちゃんは、発情期になると魚を尻尾のほうから飲み込むことがあります。

魚は流線形といった、水の抵抗を少なくする形をしていて、頭の方からが飲み込みやすく

尻尾の方からだと、ヒレに引っかかって、傷ついたり、飲み込みにくくなります

普通に考えるとそれは「異常」ですが、うちの子にとってはそれは「正常」です。

ただし、発情が考えられるという条件でのみ「正常」になります。

このように、個体によっての個性や性格、癖などを覚えておくことはとても重要です。

ただし、これは机上で学べることではなく、現場でしか学べません

ですので、全体的な飼育員になる為にではなく、「そこの施設の飼育員になる為に」ということです。

現場の個体の個性を理解しているというのは非常に有利になるので、

就職する前に、研修や、アルバイトなどで、一度現場に立ってみることをオススメします(^^)/

まとめ

飼育員になる為には免許も資格も必要ないですが、

本気で目指すなら、ある程度の知識と慣れは就職前に学んでおくとかなり有利です!

飼育員をしていると、子供や、若い方に飼育員を目指しているという声は割と聞くことが出来ます!

これは非常に嬉しいことで、ぜひ飼育員になってもらいたいと心から応援したくなります(^^♪

みんながとてもいい気持になるので、どんどん話しかけましょう(^^)/

皆さまの夢、応援しています!!

今回は以上です!最後まで読んでいただきありがとうございました<(_ _)>

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