こんにちは!あかまるの日記へようこそ(^^)/
今回はちょっと重い話題になってしまいますが、
水族館、動物園の未来について考えを書いていきたいと思います!
はじめに
ここ数年で規模が大きい水族館がイルカショーを休止したり、
ふれあいイベントを無くしたりすることが増えてきました。
一番の大きな理由はお客様に「かわいそう」と思われるから。です。
もちろん全ての人間がそう思っていくわけではなく、過半数ではありますが、
年々そう感じる方が多くなっている傾向があるものだと感じています。
果たして飼育動物は本当にかわいそうなのか。皆様はどう思いますか?
かわいそうと思える5つの理由
まず何故かわいそうと思えるのか。その理由を考えてみました。
- 飼育の環境が悪い
- 乱獲、野生での家族との別れ
- ショーやイベントの強制
- 服従、支配感があふれている
- 暴力や愛のない行動
以上の5つが主な理由だと考えました。
確かにこれだけ見るとかわいそうだと思えます。。
かわいそうだと思われるのはだれの責任なのか。
飼育員なのか、上層部なのか、経営者なのか、水族館動物園自体なのか。
このままでは水族館、動物園はなくなってしまいます。
飼育員の感情
同情されたいわけではないですが、飼育員の気持ちを伝えたいと思います。
まず初めに伝えないといけないことは「一般人より飼育員の方が動物を愛している」ということ。
日々動物のことを考え、動物のストレス、健康、幸せのために働いています。
施設の大きさや環境など、全て飼育員が決めているわけではありません。
もっとこうしてあげたいという気持ちは飼育員なら全員持っておかねばなりません。
精神的にも体力的にもしんどい時もありますが、全て生き物の為にです。
にもかかわらず「かわいそう」とか「愛がない」とか言われるのはかなりきついですね。。
ですが、飼育員が全く悪くないのかと言われると、そういうわけでもないと思います。
次に、ではどうすればよいのかを考えてみました。
かわいそうと思われないためにはどうすればいいのか
かわいそうだと思える理由を5つ紹介しましたが、全ての共通点は、
「無知」であることがわかりました。
言い方を変えると「理由を理解してもらえるとかわいそうとは思わない」ということです!
愛があるのに、大事にしているのになぜかわいそうと思われるのか。
それはこちらの意図が全く伝わっていないからです。
むしろ、伝える気すらない傾向があると感じました。
かわいそうだと言われても思う人は思う。思わない人は思わない。
だから分かってくれる人がいたらそれでいい。
かわいそうだと言われればやめればいい。
という考え方に染まりつつあるのではないかと感じています。
そうではなくて、理由を説明して、理解をしてもらえるように努力すべきだと思います。
もちろん一人一人に伝えるわけではないです!
看板や張り紙、イベントやSNS、ネットワークなど、伝える手段はたくさんあります!
水族館、動物園業界が伝える事をあきらめつつあるこの状況を、
まずなんとかしなければならないと個人的に思います。
飼育員をしていて動物がかわいそうと言われたくないのなら、発信することをやめないこと。
理解をあきらめないことが我々が出来ることだと感じています!
まとめ
動物園、水族館の未来のために、私はこれからも発信を続けたいと思います!
ぜひ皆様も共感して頂ければ、発信をしてください!
次回以降から、かわいそうと思われないように、それぞれの理由を解説していきたいと思います!
動物と人間との共存。動物園、水族館は平和の象徴だと感じています。
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