こんにちは!あかまるの日記へようこそ(^^)/
今回は「水族館、動物園の生き物は本当にかわいそうなのか」
かわいそうと思える理由の1つである、
「乱獲、野生での家族との別れ」について解説していきたいとおもいます!
なぜかわいそうなのか
まず乱獲。
乱獲とは簡単に言うと、生き物を必要以上に捕獲することです。
捕獲しすぎると、食物連鎖などの生態系のバランスが崩れ、絶滅してしまう生き物が出てきます。
大人気のコツメカワウソも、ペットでの需要が高まり、個人の転売目的での密猟で絶滅危惧種に指定されました。
カワウソからするとたまったもんじゃないですよね。。
次に野生での家族との別れ。
生き物は群れで生活するものが多く、その多くが親族の群れです。
家族で生活をしているため、野生から水族館や動物園にやってきたと聞くと、
群れの中から捕まえてきたと思う人がほとんどです。
生き物はなにも悪いことをしていないわけですから、そうだとしたら確かにかわいそうです。
かわいそうではないと言える理由
まず乱獲。
これはどう考えてもかわいそうです。
ただ、カワウソの話も過去の話で、同じようなことを二度と起こさないように、5月の最終水曜日はWorld Otter Day(世界カワウソの日)として、保護啓発を行っています。
今では、飼育目的での捕獲は厳しく規制されており、刑罰もかなり重くなっています。
次に家族との別れ。
確かに群れの中から適当に捕獲をしているのであれば、かわいそうです。
ただ、基本的に動物園、水族館で生活している動物は繁殖個体であることがほとんどです。
水族館、動物園生まれです。
また、捕獲する際も、先程説明したように、厳しい規制の中で捕獲しています。
捕獲する際も、なるべくストレスがないように、群れごと捕獲したり、複数で捕獲することが多いです。
また、水族館、動物園で生活をしていて、野生からきたと言っても、必ずしも群れから捕獲してきたというわけではありません。
水族館、動物園は、生き物を飼育して、お客様に見せているわけではなく、保護や繁殖などの役割も担っているところがほとんどです。
野生で弱っている生き物や、群れからはぐれている生き物を保護して、回復させるために飼育している生き物もたくさんいます。
まとめ
乱獲や、家族との別れは事実であれば確かにかわいそうで、悲しいことではありますが、
今、生活している生き物がそういった事実である可能性は低いと言えます。
ただ、全くないとは言えません。
だからこそ、野生から来たと聞くだけで反射的に「かわいそう」と思ってしまうのかもしれません。
水族館、動物園はそうでないのであれば、そうではないと発信することが重要だと思います。
勘違いのかわいそうが少しでも無くなりますように。
今回は以上です!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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